vol.3「服を買う前に行くところ」

今回は美容編。

服に気を使っても、体型が改善しても、髪型を始めとする身だしなみがしっかりしていないと台無し。ファッションとは服だけじゃなくトータルで見られるものなので、ここを怠ると服に着られるという現象を起こしたり、服装は普通のはずなのにダサく見えたり…特に髪型・眉というのは非常に重要で、自分の雰囲気をガラっと変えます。これが良いなら、vol.1のユニクロコーデで十分に普通以上、お洒落に見えることもあります。

それと雰囲気が変わるということは同時に似合う服も変わってくるので、ここは服を買う前に済ませたい段階。

じゃあ、美容室に行きましょう!髪型をさっぱりさせて、眉毛も整えてもらいましょう。
(眉も美容室で「眉も整えて欲しいんですけど…」と言えばやってくれます。眉は整えてもらった形をキープできるように市販のアイブローキットで1週間に一回くらいいじればOK)


それでは、美容室に行く順序を説明します。


1.お店を探す・髪型に気を使ってる友達に紹介してもらう
ホットペッパータウン情報誌を見る
・街中探索中に気になったお店の名前をメモ。あとでネットで店名検索。

この3つのどれかでいいと思います。
友達に紹介してもらえば500円くらいの割引をしてくれるし、ホットペッパーだと1,000円OFFとかいろんな特典付いてるし、フィーリングで選んでもいいし、これは好きな手段でいいでしょう。
最近の美容室はHPあるところが多いので、行く前に店内の雰囲気を見ることもできるので自分でいいな!と思ったらとりあえず行ってみましょう。

2.お店の価格をチェックする
CUT 4,000〜6,000円
PARM,COLOR 6,000〜1,0000円

これくらいが相場です。(カット+パーマとか組み合わせる場合は、2つの値段を足す)
安いところは2,000円くらいからあるのでピンキリですが、これくらいが一番多い料金だと思います。
原宿や青山、代官山など、どこに行っても美容室がある!という美容室激戦区はお洒落なお店も多いけど、お値段も高め。
CUT4,000〜5,000円くらいのお店が良心的で理想かな。指名料とかメニューに書かれてもとりあえず気にしなくて大丈夫。(指名する必要はない)

3.電話で予約するQ「どのようなご用件ですか?」
A「カットの予約をお願いします」
Q「いつの日にちがご希望ですか?」
A「○○日の○○時です」
Q「かしこまりました。当店のご利用は初めてですか?」
A「はい。」
Q「担当のご希望はありますか?」(店によっては、男と女どっちがいいか希望を聞くところも)
A「ないです」
Q「かしこまりました。それでは、○○日○○時にお待ちしております」

こんなやり取りが繰り広げられます。すごい緊張すると思いますが、最低限日時を伝えることができればOK。
一応、希望がそぐわない場合もあるので予備の日程も考えといてください。
ちなみに、担当を男にするか女にするかは完全に個人の自由。女って言ったからって女好き!とは思われないし、言われることはないのでご安心を。

4.どんな髪型にするか決める・美容師さんと相談しながら決めていく
・雑誌やネットで髪型を探す

どうしてもやりたい髪型がある!と言う人は、その写真をちゃんと美容室に持っていくこと。(携帯で保存したものも可)
美容師さんと相談しながら決めていくにも、どんな髪型が今流行ってるのかとか、どんなスタイルがあるかは知っといた方がいいので雑誌は軽く立ち読みしとくの推奨。
あと、美容の単語を少し覚えておくと当日の会話がスムーズに理解できると思います。

5.美容室に行く受付に予約したことを伝えて、あとは流れに任せましょう。(※眉を整えてほしいと言うことをしっかり伝えること)
CUTで1時間、PARM,COLORで二時間くらい掛かるので時間に余裕を持っていきましょう。


流れはこんな感じです。

初めての美容室って緊張するんですよね。美容師さんはもちろん、周りのお客さんもお洒落だし、店もなんかモダンな感じだし、自分は場違いなんじゃないかと思ってしまいます。
そこで必要になってくるのが自信を持てる服。ここで、vol.1で書いたユニクロコーデを着て行きましょう。

”自分はダサくない、普通だ…!”

と、暗示を唱えて、場違いじゃない。むしろ似合ってるだろ!と思い込むことが大事です。
あとは、初めての美容室アピールをしっかりすること。恥ずかしがって嘘をついて後悔するのは自分。美容師さんの言った横文字に全部YESと答えたら、あれ何か一歩先どころじゃない奇抜な実験ヘアになってるんだけど…と言ったことになりかねません。

初めて会った美容師さんに「おまかせ!」と言うのもよくないですね。会って数分の美容師さんが自分の髪質のことやスタイルなど全部踏まえた上でイイ感じの髪型にしてくれるのは稀です。というか、それができたら相当の手練ですよ、その人。
「おまかせ」を使うのは最低でも3回は同じところに行ってから。(美容室は一回担当がついたら変わることはないので)

運任せではあるけれど、良い美容室(美容師)に出会って通うことが大事になってきます。
長い付き合いにするためには、自分の好きなことを理解してもらえる人だったり、フィーリングが合う人が一番いいのかな、と。

髪はすぐ伸びるものではないので、失敗したときの後悔も大きいですが、成功したときの喜びも大きいです。周りの人が受ける印象もかなり変わるので(特に女の子は敏感)服装を変える前に身だしなみが大事って理由を実感してもらえたらと思います。

※これを入れる隙間になくなったのですが、髪を切るスパンは、1〜1.5ヶ月を目安に。伸びてきたな、もさっとしてきたな、と思ったら美容室へ。男は髪の量が多いのですぐ野暮ったくなります。

この段階を超えたら、遂に服を買うシリーズがスタートです。

vol.4「意識してユニクロを買う」 - ファッションは教養だと思う。
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でも、一応あんまり髪型を変えたくないけどすっきり爽やかに見せたい…という人向けに魔法の言葉を。

「全体にすいて、整えてください…」
これです。これこそ魔法の言葉…消極的に言うのが味噌…!
髪全体をすくことでボリュームを抑え、軽く見せて今の髪型を整えただけ。切る前とそんなに変わらないのに軽くて爽やか。これが最強に無難な注文。