vol.5「最初に揃えておきたいワードローブ」

今回はワードローブについて。

ワードローブとは自分の持ち服のこと。今持っている服たちのことです。
次回詳しく書きますが、脱オタを始めてからの買った服の数しか入れないようにしてください。(vol.1,4の服を買っているならばそれは数に入れる)

とりあえず、今持っているワードローブは0ってことにしときます。

まず、0の段階では基本となる服を買う必要があります。ベーシックでプレーンな何にでも合わせやすいもの、他のアイテムと合わせて着劣りしないもの、これを一通り買い揃えていきます。
最初にベーシックでプレーンなものを揃える理由は、効率が良いから。欲しいものだけを買っていたら効率が悪くなります。買った服に合わせる服がない→買い足す、というループを生まないためにもそうします。買う金がないから無理やり合わせるは、どうしてもダサくなってしまうので注意してください。

ベーシックなものを揃えるのはつまらないと思う人もいるかもしれませんが、揃える度にコーディネートが増えるとファッションも楽しくなるものです。全部揃えてしまうとそれだけでも十分だと思えてしまう程なので、楽しみながら買っていきましょう!

とりあえず、ブランド指定はなしで揃えておきたいアイテム×数を書いてみます。種類別の数は最低限欲しい枚数、アイテム別は理想的な枚数です。
(○=絶対買った方がいい、△=買ったほうが良い、U=ユニクロで買えるよ)

初心者が揃えておきたいワードローブ(アイテムリスト)
・アウター・トップス×2 ※1○U テーラードジャケット×1
○U コート×1
△ブルゾン×1

・シャツ×2○U 白シャツ×1〜2(できれば2)
△U 淡いブルーシャツ×1

・ニット・セーター×2○U カーディガン×1〜2
○U Vネックセーター×1〜2
△U ニット系のアウター(ショールカーディガンとか)×1

・スウェット○U ジップパーカー×1
・カットソー(Tシャツ)×3〜4○U 無地T(黒・白・グレイ)×3
○U 無地ロンT () ×2
○U プリントT×2

・ボトム×2(上から買った方がいい順)※2○U 濃紺デニム×1
○U 黒パン(綿)×1
△U ベージュチノ×1
△ 薄い青のデニム×1
△ 少し太めのワークパンツ(ディッキーズとか)×1
△ カーキのワークパンツ(軍パン)×1

・靴×2 ※3○ スニーカー×2
△ 茶系の革靴×1

※1 ユニクロでもそこそこのものが買えるんですが、上に着るものくらい良いもの着たい!という人は、今は我慢してもいいかもしれません。まだそこまで寒くないのでシャツにカーディガンやパーカーで過ごしてもらって、次のステップに進んだときに買うのもありかと。ブルゾンについては、今回は詳しく書くの省きます。

※2 ベージュチノは2本目に欲しい!という意見を沢山見かけますが、あれは似合う人を選ぶのでランク下げました。個人的には黒パンの方が万人向けで、合わせやすいかなと思っています。

※3 靴については別途に記事を書きます。これは明確にブランドと型番明記した方がいいのでちょっと待ってね。

どうでしょう。ほとんどユニクロで揃えることが可能ですね。これと前回のURL付きのレポ見てもらえればどういうアイテム揃えればいいのか分かるはず。ユニクロだと、お金のない人も助かりますね〜。セレクトショップや百貨店なんかで全部揃えちゃうと多分デザインが入ったものになるし、10万では絶対足りないので、手っ取り早くユニっちゃいましょう。

vol.5.5「今あるワードローブを封印してみる」 - ファッションは教養だと思う。
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あとがき

これを書いていて、今は羨ましい時代だなーと。昔は、アニエスの黒パンだ!とか、A.P.Cのデニムだ!とか指定されていて、服に興味を持ったとき中学生だから買えねーよ、とばかり思っていました。
脱オタ系のサイトで、最初のおすすめアイテムが1つに1万超えしてた気がします。当時絶賛されていたエディフィスも地方の生まれの私には行けるはずもなく、我が道を突っ走るしかなかったんですよね〜結局揃えたのはCONVERSE ALL STARのみ。効率悪いよ!と言ったのは実戦経験からです。高くて買えないので古着に走ったり、定番とばしてモードにハマったりとか、定番を無視しまくった青春を過ごしたわけですが、だから逆に定番の大切さを分かることができたのかなと。
高校2年くらいのときから、ユニクロが今の方向性になってきて着れる服も増えたのでもう少し遅く服に興味を持ったら今の自分のスタイルも変わっていたかもしれないなあ、としみじみ。今は安くて良いものも揃えられる時代なので、今のファッションビギナー(ちょっとカッコいいので使ってみたかった)の人たちには十分にその恩恵を受けてもらいたいですね。