vol.5.5「今あるワードローブを封印してみる」

今回は前回の追記です。

>まず、ワードローブとは自分の持ち服のこと。今持っている服たちのことです。
次回の詳しく書きますが、今持っているワードローブは0であると思ってください。(vol.1の服を買っているならばそれは数に入れる)

とりあえず、ワードローブは0!みんなのハンガーラックは空っぽ!
と、今まで服に興味はないにしても服を買ったことor買ってもらったことはありますよね。さすがに着る服を持っていない人はいません。人として社会的に生活するには服は欠かせないので、本当は誰しもワードローブは持っているということになります。もしかしたら、オタクっぽくなく普通に着れる服も混ざっているかもしれません。軍オタの人なんかは軍モノも持っていることでしょう(軍モノは、ストリートの定番アイテム)

では、何故それらを数に入れてしまうのが駄目なんでしょう?
(一応、あくまで封印です、封印!捨てるわけではありません。着ないようにするのです)


1.判断基準が身についていない
自分の持っている服が普通に着れるのか。それが分からないとダサいコーディネートをしてしまうかもしれません。
最初のうちってなるべくお金を掛けたくないので、今持っている服をなんとか利用したい!という気持ちが出てきます。服の名称や特徴をググッてみたり、脱オタ系サイトで推奨アイテムを見ると、「あれ?これ、着れるんじゃない?」と思うこともしばしば…でも、駄目です。今はその気持ちを押し殺しましょう。
今までオタクっぽく見られる原因になってた服は着れそうでも封印したほうが○です。着れたとしても、昔のなごりで着こなしてしまいがちだし、気分が脱オタ前に戻ってしまうかもしれません。今は、気分新たにするために一旦お別れしましょう。

2.着合わせができない
当たり前ですが、いくらベーシックな服が合わせやすいといっても、合わせる服がダサすぎると合いません。
実際、脱オタを意識して買った服と今まで何も考えずに買っていた服が合うかどうかというのはわかりませんが、今まで見てきた人は結構な確立で合ってませんでした。
良いアウターを着てるのにインナーがダサいスポーツメーカーのロゴTとかで台なしになったりとか、上はいいのに、下のパンツがシャカシャカナイロンとか、1つだけ異常に薄い生地(安っぽい)のアイテムがあるとか、靴が中学生みたいとか…と残念な例をいくども目にしてきたので、おすすめできないです。


初心者が今までダサく着てた服をお洒落に着ようとしても失敗するぞってことですね。
一見すると使えそうなものってあったりするものなのですが、どこか少し変だったり、生地が安っぽかったりと改めて見ると微妙なアイテムって多いです。脱オタ始めて数ヶ月の「これ使えるんじゃない!」は、非常に危険な考え。他にも着用感や汚れを無視して、突っ走る傾向もありますので注意という意味で封印したほうが良いと思います。

判断基準云々ではなく、あからさまに使えるアイテムもあるかもしれません(軍パンとか)がメンタル的な問題も踏まえて、封印しときましょう。服を買い始めて、最低でも半年くらいは今あるワードローブたちとはお別れです…
(半年後にもう1回向き合って、それでもそいつらと付き合っていくか決めてみるといいかも)


vol.6「最低限覚えておきたい色・柄の効果」 - ファッションは教養だと思う。