vol.9「コートの着こなし」

今回はコートを着るときのコーディネートについて。

コートというのは、外出用の防寒着です。屋内にいるときは脱ぐのがマナーだと言われています。そのため、コートのコーディネートを考える時は”着ているとき”と”脱いだとき”、2つのコーディネートを考えないといけません。
基本的にはいつものコーディネートの上に羽織るだけで大丈夫。ボトムがあっていないなら変えるとかそのくらいの気遣いは必要ですが、そんな難しいことでもないと思います。ユニクロ推奨コーデで上げているものならパーカ以外はそのまま羽織ってもおかしくありません。

でも、これが皆できないんですよね〜。コートって着始めはいいんですが、慣れてくるとありえないくらいに手を抜く人が続出…!しっかり、意識しておかないと恥ずかしい目を見るので注意しましょう。

以下、コートのコーディネートの注意点などを箇条書きで。

・着膨れに注意する12月も近くなり、お店に並ぶニット類も厚手の物に切り替わりました。(薄手のものはもうセールに掛かっていたり…)
これからは、コートの下に着るものもどんどん厚手になっていきます。こういう時気を付けなければいけないのが”着膨れ”。厚手ウールのコートは割と心配ありませんが、綿のコートやゆとりの少ない細身のコートはあまり着込むと着膨れをおこしやすくなります。太ってみえることにメリットはないので、着膨れしてるな〜と思ったら、ヒートテックなどの薄くて保温性の高いもので武装したり、着膨れしないぎりぎりの重ね着で我慢するとか、対策を考えましょう。

・コートの下は白シャツシャツは紳士の基本アイテム。コートも紳士のものなので合わないはずがない!
コートの首元からシャツの襟が見えると”手を抜いてない感(?)”と”清潔感”の2つのアピールが出来て、コートとの統一感も生まれます。セーター類もシャツの上に羽織った方が防寒にもなりますし、女性受けも上がる(かも)しれないので、おすすめです。

・コート着用時のコーディネートはボトムと靴がネック毎日同じコートを着るなら、印象を変えるのは下半身のコーディネート。
ロング丈だと少ししか見えないし、そこまで変わらないんじゃないかな〜と思う人は、綿パンとデニムで同じコートを着て比べてみるとわかると思います。
コートに限らずコーディネートの幅を増やしたいときは、トップスよりボトムを増やした方が◎。ボトムはコーディネートにおける土台のような役割なので、その人の印象をがらりと変えます。1枚のコートを様々なバリエーションで飽きなく着るために意識してみましょう。

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こんなもんで、大丈夫かと。なんだかんだコーディネートの7割はコートが占めるので、コート選びさえ間違えなければあとは意識の問題…ということです。
余裕があるならコートは2着欲しいですね。今の時期に買うならファストブランドの1万前後のコートを1着買って、セールで2〜3万のコートを狙うとかにした方がいいかもしれません。