お知らせ。

先月でファッションは教養だと思う。を始めて1年が経ちました。

この1年間で様々なhow toを書いてきましたが、そろそろ過去のhow toを更新しないといけない時期がきたのかなと思います。アーカイブとして使える記事も勿論ありますが、基本的にhow toは全て書きなおし、現代版へと更新していくつもりです。(内容的には少ししか変わらない部分もあるかもしれませんが、何分過去の文章がひどいので多少は読みやすくなると思います…)

ただ、更新したhow toと過去のhow toがごちゃごちゃになって分かりづらくなるかと思うので、今後更新するhow toにはnewというタグと2012AWなど時期が分かるものをタイトルに入れていく予定です。ファッションは時間と共にどんどん更新されていくものですが、それに遅れることなくhow toを書けていけるよう頑張ります…。

また、今後アイテムのまとめ記事はNAVARまとめなどを併用利用しようと思っているので、記事と一緒に見ることで以前より分かりやすい状態になるかなと。

おすすめスニーカーのまとめを作ってみたので、参考までにどうぞ。
【ファッションは教養だと思う。】初心者におすすめするスニーカー【2012】 - NAVER まとめ

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本当に最近更新が少なくなっていて申し訳ないのですが、今月から新しいhow toとトレンドやコラボ情報など初心者に役立つ記事を投稿していこうと思っていますので、今後もどうかよろしくお願いいたします。

ファッションECの使い方 Part.5 返品についてと、ECで服を安く買う方法。

ファッションECの使い方 part.1 リアル店舗とECのメリットを理解する。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 part.2 ファッションECサイトの選び方。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.3 絶対見るべき3つのアイテム画像。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.4 サイズスペックと買わないという選択肢。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.5「返品とECで服を安く買う方法。」

今回でファッションECのhow toは終わりです。Part.4まででほとんど書き終えたのですが、最後に返品についてと(それだけでは短いので)おまけとしてECで服を安く買う方法について書いてみようと思います。

・返品は実物を見れないECに置いて最低限の保険
サイズ間違い、似合わなかった、想像していたものと全くの別物だった等々、理由は様々ですがECを使っていく上で返品したいと思うことは必ずあると言っても過言ではありません。今までhow toで書いたことを用心して見てもやっぱり実物を見れない上でこういう失敗はつきものです。そんなとき、もし利用したのが返品不可のサイトだったら…。今は返品できないサイトという方が珍しいですが、一応買い物する前には必ず返品できるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。

ちなみに、返品できるということは※単価が高いサイトで気になった服を何着も注文して実際に着てみて気に入った服だけを買うというスタイルができるし、ここまでやらなくても1回着てみて決めようかな…という余裕ができるので気持ち的にすごく楽になります。返品前提で買うっていうのもECの1つの使い方としてはありなのかもしれませんね。(その代わり、ECの返品作業は面倒ではありますが…)

※後述するyoox.comのCEOフェデリコ・マルケッティは自社サイトを利用するときは”10着注文して、6着返品する。”と去年のGQ JAPANで語っておりました。

・通販だと服が安く買えるのは半分本当で半分嘘

「通販は服が安く買える」とよく言われていますが、正しくは「通販は安い服が見つかる」だと思います。web上ではリアルで見つからないような低価格帯ブランド、所謂ノーブランドを簡単に見つけることができるというのが、ネットの方がリアルより安く服を買えるという所以です。でも、これってよく考えると元から安い服を買えているだけであって”同一ブランドがリアルよりECの方が安く買える”というわけではないんですよね。国内ブランドの服はしっかり定価が定められているので、家電のように地域や店で値段が変わるということはなく、勿論リアルでもECでも値段は一緒です。

しかし、海外ブランドの話しになると別です。海外ブランドはリアルというより、国内で買うよりもずっと安い値段で買えるECサイトがいくつかあります。how toの内容からは離れるのですが、最後におまけとして2つほど紹介してみようと思います。

※シーズン物でなければ、各ECサイトのセールアイテムを見たり、アウトレットサイトのECを使ったりすれば国内ブランドでも安く買うことは可。


http://www.yoox.com/

1つは海外ECサイトや代行輸入を利用する方法。ラグジュアリーブランド・モードブランドは日本で買うよりも海外ECを使った方が遥かに安い値段で服を買えるケースが多いです。定価でも国内で買うより20〜30%OFFだったりするし、セールが多くて更に安くなるケースも。有名なECサイトは日本語対応(カスタマーサービスも日本語でいいところも増えてきました)しているし、何円以上で送料無料がデフォになってきているので昔に比べるとかなり簡単に利用できるかなーと。関税も掛かったり、掛からなかったりとかありますが、それでも国内で買うよりは格段に安く服を買うことができます。

日本は本当に海外ブランドが高くなってしまう国なので、欲しい服が買えないってときには海外ECを見てみるのも1つの手です。それに国内ではモードブランドをメインに扱ったECは少ないので、普通に買うにしてもこの手のサイトはブックマーク必須かなと思うので、下記に有名なサイトのリンクを貼っておきます。扱っているブランドと比例して、サイトのクオリティやコーディネートのセンスも◎だから、見るだけでも面白いかも。特にLN-CCのルックは必見。

YOOX(ユークス) | Shop Fashion / Design+Art
http://www.oki-ni.com/
Sites-thecorner-us-Site
LN-CC Online Store - Men's and Women's designer clothing

※人件費や広告費など何事もお金が掛かってしまうのが日本。だから、代理店を挟むと高くなるのもある程度は仕方ないとは思います。


http://www.gilt.jp/

もう1つはフラッシュセール型ECを利用する方法。フラッシュセールとは要するにEC上で行われる期間限定のタイムセール。毎日1〜2つのブランドがピックアップされて、3日間限定のセールが行われるというのがオーソドックスなスタイル。週初めに送られてくるメールで1週間分の登場ブランドが分かるから、目的のブランドがあったらその日のセール時間(大体どこのサイトも夜9時)に待機→購入という流れ。ラグジュアリーブランドからスポーツブランド、日本未入荷ブランドなど本当にランダムがブランドが登場するから、普通のECサイトとはまた違う面白さがあります。服だけじゃなく、インテリアとかもあるから使う機会少ないにしてもメアド登録しておくと良いかと思います。(ちなみに、giltは衣料品は返品できます。セールアイテム返品とかすご過ぎますよね。)

ギルト
GLADD(グラッド) | ブランド通販【人気アイテムが今だけセール価格】

以上、この2つが代表的に安く買う方法です。リアルではできないECだけのメリットを活かした方法になるかと思うので、モード好き・ハイファッション好きの人は是非活用してみてください。

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さて、これでファッションEC初心者へのhow toは終了です。リアルとECのメリット理解、ECサイト選び、アイテム画像、サイズスペックの見方、返品について、とPat1〜5までで初心者がECを利用する前に知っておいた方が良いことは全て書き終わりました。当たり前のことばかりでしたが、これでECを使ったことがない人も前知識ありで買い物することができるように、失敗を少なくすることができるようになったはず!あとは使わないと分からないことや使っていくうちに肥えていく眼というのがあるので、どんどん利用していってほしいなと思います。

(今回あくまで基礎編ということで、これからも定期的にECの話題を投下していく予定なので、そちらもお楽しみに。)

ファッションECの使い方 Part.4 サイズスペックと買わないという選択肢。

ファッションECの使い方 Part.3 絶対見るべき3つのアイテム画像。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.4 「サイズスペックと返品、買わないという選択肢。」

今回はサイズスペックについてのhow toです。前回の画像に引き続き、こちらも購入の判断材料として必要な項目。サイズスペックの見方が分かるとより具体的なイメージが出来るようになるので、このhow toも購入前に是非読んでみてください。

・ECのメリットはサイズスペックが可視化されていること
多くのECでは素材の表記は勿論のこと、サイズスペックも表記されています。試着できないためではありますが、リアルではサイズ感として感覚でしか分からないことをECではしっかり実寸で表記して可視化しているんですね。服のサイズというのはブランド毎によって変わるもの。各ブランドでターゲットを決めて、モデルを設定しているので、同じS,M,Lでも全く違う寸法になっています。だから、初見のブランドはまずサイズチェックすることが必須になるのですが、ECではこれが可視化されているから試着する前に大体のサイズを知ること、感覚でなく頭で理解することができます。

まあ実際にはシルエットや可視化されていない細部の寸法などあるので試着しないと分からないことも多いけど、サイズの実寸なんてパタンナーや縫製など生産に関わっている人くらいしか分からないわけで、これがしっかり消費者に伝わっているというのは何気にすごいことなのではないかと思います。

・まずは自分サイズを知る
しかし、いくらサイズスペックが可視化されていようとも自分寸法を知らないなら意味がありません。サイズスペックを有効に使いたいのであれば、まずは自分寸法を知ることから始めましょう。

自分寸法で必要なのは、首周り、肩幅、背丈、胸囲、ウエスト、袖丈、ヒップ、股下の8つ。ECのサイズスペックにはトップスなら、”着丈、肩幅、身幅、袖丈”、ボトムなら”ウエスト、ヒップ、股上、股下”辺りがよく書いてあるので、この8つを知っておけば十分サイズスペックを使いこなせると思います。かなり前ですが、自分寸法について書いた記事があるので、詳しく知りたい人はそちらをどうぞ。

試着の重要性、自分寸法を測ってみる。 - ファッションは教養だと思う。

ただ、上の記事中にも書いているのですが、自分寸法を自分で測るというのはかなり難しいことです。かと言って、友達に測ってもらうのはなかなか恥ずかしいので、記事中では紳士服のお店(スーツカンパニー、紳士服の青山など)でショップスタッフに測ってもらう方法をおすすめしました。しかし、もっと良い方法があったので今回はそちらを紹介してみます。


http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/extrasize/men/size_spec/

商品サイズの選び方
http://www.uniqlo.com/jp/store/support/size/073764_size.html
ボトムスのサイズの選び方
http://www.uniqlo.com/jp/store/support/size/070929_size.html

今回おすすめするのは実物の服から寸法を測る方法です。ユニクロのサイズ表がとても丁寧な作りで分かりやすかったので参考にぜひご覧になってみてください。

実はサイズスペックを見るときに必要なのは自分寸法より実物の服を測ったときに得た寸法なんですね。アパレル用語で自分寸法はヌード寸法、実物の服の寸法は仕上がり寸法と言い、仕上がり寸法は必ずヌード寸法より大きい寸法になります。だから、ヌード寸法のまま服を買ってしまう小さくて服が入らないということに…。なぜ、自分の寸法の通りに服を買ったのにこうなってしまうかというと、服にはゆとり分という分量が必要だからです。

ゆとり分というのは要するに筋肉の運動量をカバーする分量のこと。人体というのは動くもので、筋肉というのは動く度に収縮しています(試しに、いま肩を手で触りながら動かしてみてください。結構、筋肉って動きますよね)。このゆとり分がないとピチピチになってしまい、恐らく無理やり着たとしても動くと布が裂けてしまいます。どんなにジャストサイズや細身の服でも指で摘めるくらいの余裕はありますよね。シャツの襟で言うと、指が入るくらいのゆとり。それがゆとり分です。これがなくてもいい服というのはニットやジャージーなど伸びる素材(レギンスやタイツなど)くらいで、それ以外の服には必ず入っています。実寸で言うと

だから、自分のサイズを知るには実物の服から仕上がり寸法を測るのがすごく手っ取り早くて良い方法です。各ECサイトのサイズスペックに測り方も書いてあるから一人でできるし、何より自分寸法を測るより遥かに簡単です。ぜひ、サイズスペックを活用するためにジャストサイズだと思う服を見つけてメジャーで測ってみてください!

・買わないという選択肢
ECで失敗しないためには買わないという選択肢を設けることも必要です。サイズスペックはあくまで目安で全てが分かるわけではないし、必要な寸法(シャツで首周りのサイズがないなど)が書いてない場合もあります。危険だと思ったら買わない。こういう決断もECを利用する上では大事になってきます。

具体的に言うと、リアルでも何回も試着する服は買わない方が良いと思います。例えば私はシャツやテーラードジャケットなどジャストなサイズ感が求められるカッチリ着る服や、リアルでもなかなか好みのものに出会わないデニムは知っているブランド以外は買わないようにしています。特にメンズはレディースと違って装飾や重ね着が少なく、服単品ごとのサイズ感や素材感が非常に大事だと言われているので、自分のコンプレックスある部位の服(私は首周りと胸囲があるから、シャツなど襟まであるトップスは注意している)、自分なりのこだわりのある服は失敗する可能性も高いから買わない方が利口かもしれません。

Part.1でリアルとECの併用利用を勧めたのにはこういう理由も含んでいます。ECだけで買い物するのに縛られず、しっかりリアルとECを使い分けて利用していって欲しいなと思います。

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では、Part.5はファッションECの使い方まとめです。また、来週中(今週中?)にアップするのでお楽しみに!

ファッションECの使い方 Part.3 絶対見るべき3つのアイテム画像。

ファッションECの使い方 part.2 ファッションECサイトの選び方。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.3 「絶対見るべき3つのアイテム画像。」

一般的なECサイトでは、欲しい服を検索する→サムネから画像を見つける→値段を見る→詳細をクリック→大きな画像を見る→サイズや素材などのスペックをチェック→購入という流れで買い物していきます。この中で購入までの判断材料になるのは画像、値段、スペックの3つですが、服の値段は個人の価値観だと思うので、画像とスペックの2つに絞ってPart.3,4で書いていきます。

(詳細ページにはアイテム説明もあるけど、内容はリアルでの接客で流して聞く部分をただテキスト化しているだけなので説明は省きます)

・実物と写真は似て非なるもの
画像はあくまで実物のイメージでしかありません。写真を撮る環境や撮る人物の腕でクオリティは変わるし、発色や見え方も実物とは違ってきます。ECで服を購入して、想像していたイメージ通りの服が届くというのは本当に稀で、あれ?何か違ったな…と思う機会の方が多いと思います。

しかし、イメージにも出来の良し悪しがあります。なんとなくアイテム画像を見るのと、ポイント別に絞ってしっかり見極めるのでは天と地との差があるんですね。ECで上手く買い物するにはそのイメージをなるべく実物に近づけることが必須。そうすることで、イメージ通りの服は届かなくとも、イメージに”近い服”は届くようになるはず。

それでは、イメージをより具体的にするためにどういったポイントを見ていくのか3つの画像を例に説明していきます。

1.モデル着用画像

http://zozo.jp/shop/greenlabel/goods.html?gid=1703662&did=&cid=2929&rid=1048

服は人が着ないと本当のシルエットは分からないもの。リアルでも平置きやハンガーラックに掛かっている服を試着すると印象が変わるように、ECでもアイテム単体画像とモデル着用画像では絶対的な差があります。本当はモデルが着ているのが一番ですが、マネキンに着せている画像を見るだけでも御の字。着用画像を見ることでシルエットやディティール、またディティールがどうシルエットに作用しているのかなどが分かるので、これだけは絶対に見ること。

ちなみに、最近の大手セレショやモール型ECはアイテム単体画像がなく、着用画像のみというところが多いです。それでも全然いいのですが、アイテム単体と着用が別にあった方がよりディティールが見やすく、着用後の変化にも気づけてリアルに近い感覚で見れるかなと思います。

2.全身画像

頭からつま先まで全身写った画像も見ておきたいところ。1の着用画像とかまさにですが、ECではトップスは上から膝上くらいまで、ボトムは下からウエストくらいまでしか写っていない画像が多いです。こういったアイテム中心に写った画像は、その服が”自分に似合うか似合わないか”という基準だけで購入を考えてしまいがちに。アイテムだけを見て購入すると、自分のワードローブを無視した衝動買い(に近い)買い物となってしまうので注意しなければいけません。

全身の画像はアイテムのコーディネートでのバランスが見れるので、客観的な思考になれると思います。無意識にこの服に何を合わせようとか、自分の持ってる服とは合わなそうだな…とか自分のワードローブを意識した考えができるようになるんですね。リアルでも試着したときもアップで見たあと少し離れて全身を見た方が落ち着けるように、ECでも全身の画像があると購入前に落ち着くことができます。上手に買い物するには冷静な思考も必要です。全身画像がない場合もワードローブのことを忘れないようにしましょう。

3.細部のアップ画像

アップ画像ではディティールや縫製などはもちろんですが、素材感(光沢感なども)と色・柄の確認ができます。照明によって色が違って見えていた、薄い・小さい柄が入っていた、生地の厚さが想像と違っていたなどはよくあることなのでこれもしっかり見ておきましょう。あと、ECでは素材の記載はあれど、生地名の記載はないことが多いので、アップ画像でどんな生地なのかも何となく理解しておくと実物が届いたときに差異を感じることが少なくなるはず。

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以上、3つのポイントを見るだけで実物のイメージを上手く作ることができるようになります。もちろん、この他にも側面と背面の画像など枚数は多ければ多いほどイメージを作りやすくなるので、用意されている画像は全部見る!と決めておいた方が◎です。あと、いろんな服を見てきた・着てきた経験がある人は、画像を見た段階で分からない部分を予想することができると思うのですが、そういった予想もフル活用してアイテム選びしていけば実物に近いイメージの服が届くようになるはずです。上手にECを使うために上の画像と経験を意識して買い物していきましょう!

それでは、Part.4は画像で作ったイメージを更に具体的にするためのサイズスペックについてのhow toです。今週中に上げる予定なので、お楽しみに!

UU(UNIQLO×UNDERCOVER)秋冬第二弾のアイテムレポ。

本日、UU秋冬第二弾が発売しました!

今回メンズに追加されたアイテムは、プレミアムダウンジャケット、ウールブレンドPコート、パルキーフリースジャケット、ローゲージVネックセーター、ローゲージロングカーディガン、ニットキャップの6点。これでuuファイナルシーズンがフルラインナップ勢揃いです。追加アイテムの数は少ないですが、ルックでメインに使われていたアイテムが多いので楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。第一弾から約1ヶ月半経って、季節も冬物を見る良いタイミング。アイテムレポートを上げてみるので、これを見て気になった人は是非店頭に行ってもらいたいなと思います。


それではまず各アイテムのレポから上げてみます。(ニットキャップは除く)

・UUプレミアムダウンジャケット+E ¥12,900

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073764

意外に良かったアイテムがプレミアムダウン。ユニクロでダウンと言えば、冬の主力商品のウルトラライトダウンを想像しがちですが、これは全くの別物。ストリートブランドやアウトドアブランドが出しているようなしっかりとしたダウンです。マットな質感と落ち着いていて絶妙なカラーリングが大人っぽさを、ボリュームとそれに反比例する軽さが機能性を、という感じでUC(デザイン)とユニクロ(機能性)の持ち味を活かした出来になっていました。ノーマークだったけど、第二弾のキラーアイテムはダウンかもしれません…(個人的にダウンは苦手なのですが、これは欲しいと思いました)

・UUバルキーフリースジャケット(長袖)+E ¥4,990

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073999

ルックが出た時点で激プッシュしていたパルキーフリースジャケットですが、想像通りの出来栄えでした。厚手のボアフリースを使用しているので暖かく、着心地も良いです。シルエットはざっくりとしていて、中に色々着込めるような感じ。真冬のアウターとしてしっかり機能できると思います。素材もシルエットもどカジュアルで、実は今季uuの中で一番男臭いアイテムのような気がします。さらっと外に出るときに無造作に羽織りたいですねー。ただ、そのどカジュアル過ぎるが故にちょっと合わせづらいかもしれません。太めのパンツを合わせると本当にカジュアルがハマりすぎるので、中にシャツを着たり、細身パンツを合わせたりして上手い具合にハズしてあげた方がすっきり見えると思います。まあ、お手頃価格ではありますので、冬用に暖かい服が欲しい人には是非おすすめしたいです。

・UUローゲージVネックセーター(長袖)+E ¥4,990

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073783

第一弾のニット類はきれい目ばかりだったけど、今回のローゲージ2種はカジュアル寄りなアイテム。このローゲージセーターは+Jのニットと似ている(というか同じ?)ような厚手でざっくりとした生地感。オーバーサイズで着ると布の余り分がだぼつくから、ジャストで着るのがマストかなと。カジュアル寄りとは書いたけど、このニットは生地感以外は結構大人っぽいかも。ルックのようにカジュアルなアウターの下に着るより、テーラードJKやフォーマルコートの下に着る方が合いそうな印象を受けました。1枚で着るときも、チノパンとかデニムに合わせて革靴履くとシンプルにかっこいいと思います。

・UUローゲージロングカーディガン(長袖)+E ¥5,990

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073789

こっちは完全にきれい目に合わせるよりもカジュアルに合わせるカーディガンです。これも例に漏れず生地感はざっくり(3回目)していて、オーバーサイズでだらしなく着る方がかっこいいかも。着てみた感じもネルシャツや古着とかと相性が抜群に良さそうだから、個人的にはゆるーく着るのがベストかなと。真冬には寒いかもしれないけど、冬でも1枚のアウターとして使えるくらいの厚さと防寒性はあり。1枚で着れる冬ニットはユニクロ(コラボ合わせて)の中では珍しい存在なのでかっちりした服装が苦手な人は持っておくと便利かもしれませんね。

・UUウールブレンドPコート+E ¥14,900

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/073523

このウールPコートは銀座・オンライン限定アイテムなので見れていません。画像を見る限り、UNIQLOのPコートに袖切り替えをプラスしただけなのかなと思いますが、Pコートはあまり丈以外をいじっているものを見ないので、そのワンポイントだけで珍しいデザインになっているのはさすがだなと。ベーシックだけど少し遊びが入っているという感じでコーデ自体は無難に決めれると思うので、普通のPコートに飽きた人には良いかも?まあ、実物を見れていないのでこちらはあまり参考にはしないようにしてください…。

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今回の追加アイテムもUNDERCOVERUNIQLOの強みが出ていてすごく良い感じにハマっていました。ユニクロの秋冬アイテムは元々良いんだけど、ベーシック過ぎてつまらない感じがするのも否めないんですね。それにダウンにしてもフリースにしても機能性、素材は良いんだからもう少しデザインすればすごく良いアイテムを作れるんじゃないかっていうのも思っていて、そこを今回uuが上手く解決してくれたというのは消費者に取ってもユニクロに取っても大きいことなんじゃないかなーと。

本当にUUメンズは春夏から秋冬までカジュアルに男らしさを追求したアイテムが多かったですねー。欲を言えば、ウィメンズはモードなアイテムもいくつかあったので、メンズにもそういったアイテムがもっと欲しかったような気がします(家族というテーマなので、奥さんに合わせる服的な意味で)。何はともあれ、これでuuが終わりになるのが残念ですが、恐らく来年はまた違うブランド(デザイナー)とコラボを仕掛けてくるはずなのでそれに期待したいところ。JIL SANDERUNDERCOVERときたら、次も大物しか想像できないですね…!また、次なるコラボレーションの情報を待ちたいと思います。

UU(UNIQLO×UNDERCOVER)秋冬シーズンのレポ。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 part.2 ファッションECサイトの選び方。

ファッションECの使い方 part.1 リアル店舗とECのメリットを理解する。 - ファッションは教養だと思う。

ファッションECの使い方 Part.2 「ファッションECサイトの選び方について。」

ファッションECと一括りにしても、その中には形態の違うサイトが数多く存在しています。形態の違いによって買い方というのは変わってくるし、初心者にとってどこを選ぶかというのは非常に迷うところ。そこで今回は使う可能性の高い、メーカー直営、モール型、セレクトショップという3種類のECサイトの説明・メリットを紹介していきたいと思います。

・リアルでよく行くお店を”リアルとEC”でよく行くお店にする


http://store.united-arrows.co.jp/

1つめは、メーカー直営のECサイト。メーカーやブランドが直に経営しているECのこと。ブランドのHPにあるOnline Storeがこれです(UABEAMSなど大手セレクトショップのEC、またEDIFICE、JOURNAL STANDARDを経営しているベイクルーズのスタイルクルーズなどもこの直営に当たります)

この直営の大きなメリットは、リアルとの連動ができること。好きなブランドだからサイズ感が分かるのは勿論だけど、リアルで見た服をECでじっくり検討して買うことができる、実物と写真の差異がわかりやすいっていうリアル→ECパターンと、ECで見て気になった服をリアルで検討できる、ECで新商品の入荷をチェックするっていうEC→リアルパターンの両方を使うことができます。特にリアル→ECパターンは後述するモール型より直営の方がやりやすいです。リアルのメリットをフルに引き出すことができるので、Part.1で書いた各メリットを利用した理想的な買い物に一番近いことができると思います。

・ECにしかできない芸当が詰め込まれている、モール型の魅力


http://zozo.jp/

2つめは、ショッピングモール型のECサイト。現実のショッピングモールのようにサイト内にたくさんのショップテナントが存在しているECのこと。本物のモールと違うのはサイト内なら全部のブランドを同じカートに入れることができて、一括で会計・発送されること(楽天とかはまた別)。このモール型で代表的なのは国内最大級のファッションECモールZOZOTOWNや先日リニューアルしたmagaseekなど。

モール型の最大のメリットは検索機能が優れているところが多いこと。モール型は取り扱ってる服が多いから、探すのもまた面倒…と思いきや、この検索機能がかなり便利。欲しい服のカテゴリを細かく選べる&ファッション感度の高いブランドが多いというのがあって、直営とは全然違った角度から服を探せます。1万円以内でシンプルなシャツが欲しいなーと思えば、その条件にあった服をずばりと探すことができるし、いろんなブランドのアイテムを一気に見れるからトレンドや相場も掴みやすいです。これぞ、ECにしかできない芸当!が詰め込まれていて、直営だけでなくリアルともまた違った感覚で買い物できるのがモール型の魅力かなと。

(ちなみにZOZOTOWNは直営・公式がないブランドが多く出店しているから、必ずブックマークしておきましょう。)

・意外に使う機会が多い?個人経営のEC


http://store.1ldkshop.com/

3つめは、セレクトショップECサイト。画像の1LDKやミタスニーカーなどアパレルメーカーが経営するセレクトショップとはまた別の個人経営(?)のセレクトショップのことを指しています。メーカーブランドと違い、デザイナーズブランドは直営がなく、モールでも取り扱いがないブランドが多々あります(特にメンズは雑誌に載っているブランドでもそういうことがある)。そういったブランドが買えるのがセレクトショップの強みですね。また、大手セレショはほぼ自社ブランド中心の取り扱いだし、ブランド公式やモール型はブランドの全てのアイテムから探すというスタイルだから、リアルと同じ様にセレクトを楽しめるのはここだけかなと。

また、ブランドの直営の代わりに使いたい人は1店毎のセレクトは絞られているから、好きなブランドが置いてあるセレクトショップのECはいくつか見つけておいた方が良いと思います。ブランド公式から取り扱い店を見る→その店のECを探す、又はGoogleで「ブランド名+通販」で検索するという方法で簡単に見つかるのでブランドフォルダでも作って全部入れておけば便利です。

・買い物の用途で3種類のECを使い分ける

3つの説明を書いた上で私がおすすめするのは、好きなブランドの公式Online Store、モール型、よく行くセレクトショップのECを全てブックマークして、買い物の用途に分けてメリットを活かせるECを選んでいくスタイル。

例えば、リアル店舗で見たアイテムが後から気になってきたときは直営、アイテムと予算だけ決めていろんなブランドから選びたいときはモール、特定のブランドが気になったときはセレクトショップ…という風に使い分けてみるとかですね(ちなみに、これは私がやっている使い分けの一例です)

但し、直営やセレクトショップはEC毎のクオリティが違うからあまりにも出来が悪いサイトだなと思ったらモール型に入ってるショップを直営代わりに見る、一回ずつ違うサイトに会員登録するのが面倒だからモールで事足りるならなるべく済ませてしまうとか、ケースバイケースの対応は必要だと思います。あとは使っていくうちにサイトデザインやUIの良し悪しも分かってくるから、少しずつ自分に合ったECを見つけていきましょう!

それでは、次回からは買い物編。ZOZOTOWN(予定)を事例にして、失敗しないためのポイントをチェックしていきますのでお楽しみに。

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part.1から半月以上経ってしまったことをここに詫びます…。

最近のGAP NEWSまとめ。オンラインストア開設、最大90%OFF?謎のミステリークーポン、GQとのコラボなど。

今月に入ってから、怒涛の勢いでGAPが気になるニュースを連発…!

本来、キュレーション記事のまとめはFacebookページでやっているのだけど、ニュースの数も記事のボリューム的もそちらには書ききれない勢いなのでこちらでまとめてみることにしました。(最後に今週末使える情報あり!)

・10月にGAPの国内オンラインストアが開設予定

http://www.gap.com/

遂にGAPの国内オンラインストアが10月にオープン!昨年のZARAに引き続きということで、ようやく国内でも海外SPAブランドやファストファッションのEC展開が盛んになってきましたねー(H&M、TOPSHOPはZOZOTOWNにショップをオープン)。GAPは公式ということだけど、まだ詳細を伏せてあるので本国アメリカ(画像)と同じになるのか、オリジナルで作るのかはまだわかりません。個人的にはアメリカのものをそのまま持ってきてほしいけど、恐らくオリジナルになっちゃうような気がします。

オリジナルになっても、メンバーシップのEC対応、実店舗の値引き率、店舗限定アイテムの展開の3つがあればGAPフリークならずとも結構熱いことになりそうかなーとか思っておりますが、まだまだ予想の範囲内…。詳細が出たら、また追って書きたいと思います!

・ホリデーコレクションでミネトンカとのコラボが決定

Gapがミネトンカとコラボ 2012年ホリデーコレクション発表

今年のホリデーコレクションで※Minnetonkaとのコラボが決定。10月末にスエード素材のモカシンシューズが4色展開(黒のみフラッグシップ銀座のみの取り扱い)で発売されます。価格は8,900円と、Minnetonkaより約1,000円安いお値段。多分プロモーションやメンバーシップの割引も使えると思うから、タイミングを合わせれば7,000円くらいで買えそうですねー。この機会に冬の定番シューズを手に入れてみてはどうでしょうか?

と、書いた後にメンズサイズがあるかどうかの記載がないことを発見しました…なかったらごめんなさい。

ミネトンカは50年以上の歴史がある米シューズブランド。ハンドメイドで作られるモカシンは秋冬の定番として根強い人気があります。モカシンは定価も安く、使いやすいデザインなのでおすすめです。

・GAPがUS GQ誌と激アツコラボ

Gapがサタデーズ サーフ ニューヨークやトッド スナイダーとコラボ 限定コレクション発売

US GQ誌が毎年発表している「ベスト・ニュー・メンズウェアデザイナー・イン・アメリカ」に選ばれた6人のデザイナーがGAPとコラボし、カプセルコレクションを展開。デザイナー(ブランド)は、SATURDAYS SURF NYC,TODD SNYDER,BLK DNM,IAN VELARDI,MARK MCNAIRY NEW AMSTERDAM,OVADIA & SONSと、なかなかすごいメンツ。と言っても初心者には分かりづらいと思うから、とりあえず今旬なブランドを全部詰め合わせた感じと思ったら良いかも。デザイナーは知ってるかはさておき、このコラボはすごく良いメンズコレクションになっていて、シンプルながらも今着たい旬なデザインばかりでさすがだなーと思いました。値段はまだでてないけど、GAP価格でお手頃とのことです。

こちらは全30型ですが、ブランド毎にアイテムが決まっているよう。そのアイテムリストがGAP公式Newsにあったので貼っておきますね。

・BLK DNM (ジーンズ、Tシャツ、レザージャケット、モヘアカーディガン)
・Ian Velardi (ピーコート、テーラードジャケット、パンツ、ポロシャツ、トップス)
・Mark McNairy New Amsterdam (カーゴパンツ、ブレザー、Tシャツ、シャツ)
・Ovadia & Sons (カーゴパンツ、ナイロンジャケット、カーディガン、シャツ)
・Saturdays (カーキ、スウェット、Tシャツ、ショールカラージャケット、シャツ)
・Todd Snyder (カーゴパンツ、スウェット、Tシャツ、ナイロンジャケット)

http://news.gap.co.jp/news/2012/0919-784.php

発売は9/28、販売店舗はフラッグシップ銀座、原宿のみですのでお間違い無く!

・謎のミステリークーポン

http://news.gap.co.jp/news/2012/0920-795.php

”9/6に新たにオープンした池袋東武店限定「ミステリークーポン」の限定配布がスタート。配布方法は秘密。もちろんストアでもお配りしていません。入手方法については一切お答えいたしません。ストアスタッフにお尋ねいただいても、お答えいたしかねます。”

池袋限定、謎のクーポンが登場。このページで#池袋池袋東武とついたツイッターが流れる仕様になっているから、ヒントはツイッターにありそう?とりあえず、このハッシュタグを付けてつぶたいてる人のツイッターを覗いてみると何かがわかるかも…

90%OFFのクーポンが当たる可能性があるみたいだから、気になる人は謎解きしてみましょう!(私もまだ謎解けてないです)


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以上、GAPのニュースまとめでした。今年の秋冬は例年以上にGAPが熱いですねー、まだ9月だからこれから先ももっとすごいニュースがくるかも。

ちなみに、今週末のGAPは最大50%OFFのクーポンが当たる秋のラッキーくじイベントと、iOS6のPassbookを使ったプロモーションを開催中。秋物もどんどん入荷しているから、是非足を運んでみてください!

秋のラッキークーポンくじイベントで最大50%OFFをGET!?
http://news.gap.co.jp/news/2012/0912-783.php

話題のPassbook クーポン呈示で合計1,050名様に先着プレゼント!(銀座・原宿・渋谷店限定)
http://news.gap.co.jp/news/2012/0920-794.php