財布を長く使うための注意点や買い替え時期、おすすめなど。

この前は小物の話を少し書きましたが、モテを意識しない場合はブレス・ネックレス・ピアスなどは必要ありませんよね。これらは本当に装飾的な意味しかなくファッション的にある程度ワードローブに余裕が出てきてから気を使い出すアイテムです。
しかし、財布やバッグは日常生活に置いて必須アイテム。使う頻度も多いのでどういったものを選べばいいか迷うところ。そこで今回と次回でこの2つについて、買うポイントや注意点を書いていきたいと思います。

ということで、財布から紹介してみます!


1.財布の買い替え時期

財布とバッグは今まで服に興味がなくても持っているもの。その中でも財布は、ルイ・ヴィトンやグッチといったラグジュアリーブランドなどの高級品を持っている人も少なくはないのかなと思います。

「高い物を買った!一生ものだから、ずっと使える!」

と思っている人もいるでしょう。しかし、いくら良いものでも普通はボロボロになったら買い換えます。リペアしないなら普通に使って3年くらいが限度でしょうか。(もちろん個人差はあるけど)
財布は外出する人なら、ほぼ365日毎日使うもの。休む暇なく使うということは、ローテーションで着る服より圧倒的に消化が早いです…
たまに「大切に使ってるから大丈夫だ!」と言いながら、ボロボロの財布を使い続けている人もいるんですが、大切に使っているなら買った後のケアやどこか壊れたときはリペアをしたり、なるべくパンツのバックポケットに入れずに鞄に入れたりとかして、ある程度は綺麗に保てるはずなんですよね。革の場合はそうやって、しっかりしている人は良い味(色落ちや光沢感などのこと)が出てるのですぐ分かります。そういった努力もせずに、大切にしているという人は考え改めて買い換えましょう。

財布の買い替えポイントとしては、

・金具などが壊れたとき(リペアできない場合
・生地が擦り切れてきたとき
・長財布で型ずれしたとき
・デザインに飽きたとき・年齢が上がって歳相応のものに変えたいとき

こういうときに、すっぱり買え替えちゃいましょう。でも、財布って壊れてもある程度使うことができるのでずるずると先延ばしにしちゃうことも数々ありますよね…そういう人は年始や春など季節の変わり目に標準を定めて、区切りの良い日に買っちゃいましょう。(でも、買い逃すと更に先延ばしになっちゃうので注意。私は買い逃しました。。。)
ちなみに財布のモデルチェンジや新作は春と秋(服の立ち上がりと同時期)が多いので、季節の区切り目の方が品数豊富でおすすめです。


2.財布を買うときの重要ポイント

選ぶときに一番重要なポイントは無難でも凝ったデザイン性でもなく「愛着を持てる(抱ける)」かどうか。前述で言った通り、財布は長く使う上に買い替え時期が分かりづらいもの。。そこでこわいのは飽きがくることです。飽きることによって、手入れが疎かになり、寿命が短くなる…という悪循環を避けるために愛着を持てるものを選びましょう。
具体的には、育てがいのあるものが良いと思います。最初から、完成しているものじゃなく、育てていくことによって完成してくるものだったら愛着を持って大切にできると思いませんか?例えば、少し霜のかかった革財布は、使っていくうちに手油などで光沢感が出てきます。ただ、その光沢感も均等ではないので、かっこよくなるので全てはあなたの手入れ次第という…!手入れを休日の楽しみにできたりして面白そうな気がします。
長く使う場合どうなるかというポイントを注意すれば、育てがい以外にも自分なりの愛着点が見えてくるかな〜と思うので、ただデザインが気に入ったから〜無難で物持ち良さそうだから〜に+αを見つけられたものが良いかと思います。

あと、機能性も重要ポイントです。いくら愛着が湧きそうでも、実際に使いづらいものは飽きてしまうので、しっかり購入前にチェックしましょう。

・小銭入れの有無
・カードポケットがいくつあるか
・身分証用のポケット
・中のものが取り出しやすい

最低でもこれくらいは見ておかないと後悔することになるので、財布を買うときは中身チェック必須!


3.どれくらいの予算にするか

財布は少し自分より背伸びした値段くらいものが良いものを買っちゃいましょう。年単位で使うことになるので、先のことを考えるとその方が賢いです。
20代前半だと、2〜3万くらいの予算があれば十分かと。失敗がこわい人なんかは、1万5千前後でも大丈夫です。
これくらいの予算で良いものを買う場合は、服メインのブランドではなく、財布や鞄などの小物メインのブランドでいきましょう。服メインのブランドは、デザイン性で売っている場合が多く、飽きがくるのが早いのと高めの値段設定なのでこのくらいの予算でイタリア製の良いものを買うとなるとちょっと厳しいです。
ただ、財布や鞄メインのブランドは直営店を出していない場合が多いので、BEAMS,UA,Barneys NewYorkなどのセレクトショップオンラインストアやZOZO TOWNのカテゴリーで財布を探してみるといろいろ見ることができます。もちろん、実際に足を運んで触ってみることをおすすめしますが、これである程度的が絞れるのではないかと思います。
1万5千くらいで探してる人はUAGLとか安めのセレショで。財布メーカーのセカンドラインとかが狙い所です。

ちなみに、今だと代行輸入系のECサイトとかでコレクションブランドの財布が3万くらい(日本の3〜5割引きくらい)で買えるんですけど、これはブランド知識ないとあれなので置いておきます。それにデザイン性高すぎて、服装から浮きそうなので、無理しない背伸び程度にしときましょう。

4.財布を長く使うために

・革財布の人はレザー用のクリームを
財布と一緒に買っておきましょう。1ヶ月に1回くらいは汚れを拭きとって、クリームを塗ってあげると綺麗に保てます。手油だけでも光沢は出てくるけど、綺麗に長く使いたいなら必須ですね。あと、水分は天敵なのでなるべく雨に濡らさないように心がけましょう。

・バックポケットに入れない
お尻は意外に汗をかく部位だし、頻繁に座ったりすると言わずもがな痛みの原因になります。スリ対策にもなりますし、出来ればいつでもバックを持ち歩いてることが好ましいです。それでも、手ぶらが好きな人は財布は軽くしとくこと。小銭入れに小銭あとなどが付きやすくなったり、カードが気付いたりとか中が傷つきやすいので最低限の中身にしときましょう。
でも、長財布と綿財布の人はバッグ必須ですね。長財布は見た目が悪いし、折曲って痛みが更に加速…綿は擦り切れたら修復不可能…この2つは手ぶらが好きな人にはあまりおすすめできませんね。

・より長く使うために
本当に長持ちさせたいなら、財布・小銭入れ・カードケースを使い分けましょう。財布が膨らむのを回避できますし、女性受けも良いようです。
その代わり、めちゃくちゃ面倒で使い勝手悪いし、全部買うと財布×2くらいのお値段になるのがネック…これは几帳面な人以外はできないかも…

あと、サブの財布を持つのは良いですね。近所に行くときなどに使い分けていれば、ローテーションできるので長持ちします。

5.ビジネス兼プライベートで問題なく使いたい

20代前半は大人としての自覚を問われ始める時期。
財布は毎日使うから必然的に見られる機会が多いし、自分の趣向との折り合いが難しいですよね。せっかく高いの買ってもダメだし食らったら面倒だから割り切ってもいいけど、メンズスーツ系雑誌に載っているのはビジネス用と割り切るには結構高いお値段ですしね。それにプライベートとビジネスで使うものがダブってる場合は結構面倒。。

そういうわけで、ビジネス兼プライベートに問題なく使える財布(ブランド)をいくつか紹介。
そこまで固くならなくてもプレーンな革モノにすれば大抵は使えるので、ちょっと大人っぽい印象を与えるものを書いてみますね。

・SETTLER
http://www.frame.jp/settler/
※URL先は日本の代理店、FRAMEの公式サイト

英国老舗のレザーブランド、WHITEHOUSE COXのセカンドライン。イタリア製の厚め本革と、霜がかかったような色合いが特徴。
値段帯が安価で1万5千円の予算があれば、ほとんどのアイテムが買えます。全アイテム、育てていくのが面白そうな感じで値段の割に質も良いので、とりあえず何を買ったらいいのかわからない!っていう人におすすめのブランドです。
UAGL(ユナイテッド・アローズ・グリーンレーベル)で取り扱いがあるので、全国各地手に入りやすいのが◎

・WHITEHOUSE COX
http://www.frame.jp/whitehousecox/

こちらは本ラインで、値段は2〜3万でSETTLERの2倍くらいですね。その分、より上質な革になり、バリエーションが増え選択肢が広がります。
SETTLERが小洒落た感じがするのに対して、WhCはストレートに上品で大人っぽいイメージ。長い歴史、程よい知名度と人気で、知る人ぞ知るブランドって感じもかっこいいかなと。尚、リペアもしっかり受付ているのでしっかり長く使えて良いと思います。
BEAMSUAで取り扱いあり。別注モデルも毎年出ていて、両セレショのオンラインストアでチェックできるので見てみてください。

・L’arcobaleno
http://emme.jp/brand/larcobaleno

少しずつ人気が出始めているL’arcobaleno。イタリアのデザイナーとメゾンを手がけるファクトリーがコラボしたMade in Italyの革小物ブランドです。最近、ちょこちょことコラボして話題になったりしてますね。
1色ではなく、外と内で色を変えているのが目立ちます。定番カラーは外が黒に内がオレンジの大人しすぎない鮮やかなもの。お値段は2万後半。ターゲットは20代後半〜30代前半みたいで、ビジネス寄りですね。でも、上品だけど遊び心のあるデザインは固すぎず、プライベートに良いと思います。
取り扱いは、BEAMS,Barneys NewYork,SHIPSなど。個人的にはBarneys NewYorkの別注二つ折りが好きです。

・PORTER
http://www.yoshidakaban.com

定番のPOETER。ナイロン財布(バリバリ)で若年層が持っているイメージが強く、ビジネスには…と思う人も多いかと思います。でも、なんだかんだ機能性高くて、使い勝手良くて、ビジネスに使えるタイプのものも結構あるのでチェックしときましょう。レザー、キャンパス、ナイロン、素材mixとバリエーション豊かで値段も1万〜2万とお買い得で、コインケースやカードケースを財布と合わせて安めに購入することができます。普通の大人っぽい革財布が意外にごろごろあるし、革財布にはPORTERのロゴが内側にしかついていないので、あれが嫌な人でもいけるかと。
何より入手のしやすさと敷居の低さがダントツなので、先入観を持たずにとりあえずオンラインストアを見てみましょう。

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財布は他のものに比べれば割高に感じるけど、せこい話し毎日使うと思って減価償却すればコスパは高めです。実際に使うかは別として、「2年使う!」とか決めて買ってみると踏ん切りつきやすいかも。
2月くらいから新作も出始めるので、新春気持ち新たに買ってみてはいかがでしょうか?